Regional Co-exiting Projects
地域共生プロジェクト
with Taya Satoyama, Taya People, Welfare, and Us.
Regional Co-existing Projects
地域共生プロジェクト
地域と地下文化財の未来共生の為に…
田谷の洞窟のような地下空間を残すためには
田谷の農村地域の里地里山も守ることが大切です。
農村は高齢化が著しく、里地里山が放置される可能性が高いのです…
将来、だれが、どうやって、里地里山を守っていけるのでしょうか?
そこで、
私たちは、ダイバーシティな地域社会をめざして、
里山と地域福祉(特に障害者福祉)との共生に挑戦しています。
洞窟が地域と共生するための仕組みづくりを考える地域社会の為のプロジェクト
田谷の洞窟のよう巨大な地下空間は、
地上からは見えない地域の風景・風土の一部なのかもしれません…
風景や風土はその形を変えながらも、いつの時代でも私達の生活の基盤を作り上げています。
この大地があり続ける限り、私達は生きていけるのだろうと思うのです…
人は、太古の昔から地域の風土と共に生きています。
どんなに技術が発達しても、人は風土を切り離して生きる事は出来ないと思うのです…
これは、これからも同じなのだろうと…
だからこそ、この地域の風土や社会と共に生きる事を考えていかなければいけないのではないでしょうか?
田谷の洞窟も風土の一部なら、地域と共生する事を考える事も、大切な保存活動の1つだと考えています。
都市近郊農村「田谷の地域」の課題
田谷の洞窟のある「田谷の地域」の直面する諸課題とは?
私たちが考える「田谷の地域」の直面する主な課題とは、以下の課題だと考えています。
-
少子高齢化問題
-
小規模農業・後継ぎ・里山と農地の相続問題
-
都市計画道路・巨大インターチェンジ/ジャンクション開発による地域空間の分断と破壊の問題
-
市街化問題(里地・里山減少問題)= 都市の内部スプロール化問題
-
都市近郊農村の魅力資質の地域コンセンサスの向上(Civic Prideの醸成)
放置里山と耕作放棄農地の問題
放置里山が増えると何が問題になるの?
-
過成長の樹木の増加 ➡ 強風による転倒
-
放置竹林の増加 ➡ 地すべりの危険
-
防災上の問題 ➡ 避難経路への悪影響(夜間は特に問題)
耕作放棄農地が増えると何が問題になるの?
-
荒廃地が増加 ➡ 地域空間の荒廃
-
食糧生産力減少 ➡ 地域産業の低下
洞窟と里山と地域福祉との共生
田谷の洞窟という地下文化遺産を未来に残すためには、
田谷の里山環境との共生は、絶対に必要な事です…
田谷のような里山のある風土は、どんな人にとっても貴重な恵みを与えてくれます…
私たちは、文化遺産は「私達に私達自身を知るための学びの場」としての役割があるのではないかと考えます。
誰もがその価値を共有できた方が良いし、誰もが訪れることが出来る空間であるべきだと考えます。
この「誰でも」の中には、体が不自由だったり、何かの不自由がある人たちが含まれているはずです…
田谷の洞窟のデジタルデータ保存の真意には、「地下文化遺産のバリアフリー化」という大切な役割があります。
だから、私達の未来では、地域の障害者福祉と共生する事も大切なことだと私達は考えています。
地域で採れる産物を使って、みんなで地域のお土産品を作るプロジェクト!